Gracias Magazine
美容業界のマーケティング情報と、ホームページ制作をされたサロン様のアフターインタビューを掲載。
第2回TOPICS
web集客
date : 2012.12.15
美容室の運営で、集客活動と抱え込み(リピート)促進は不可欠です。
では、その【集客活動】にwebを使うと、どういう活動になるのでしょうか?
そもそもweb集客とは?
『webというツール使って、客を集めること。また、客が集まること』
①集客活動に使う、【webツール】とは?
②美容室における【集客】とは?
以上、2つのシンプルな課題に絞り、整理してみたいと思います。
2012年の段階で、この美容業界に様々な集客webツールが流行りました。
ホームページの作成や更新に力を入れ、ホームページ上の企画ページ、撮影やブログ記事を
更新することによって、アクセスを集めて認知度を上げ、集客につなげる(誘導する)という施策です。
特に今年は、フェイスブックを中心としたSNSを使った集客(誘導)が一気に広がったように思います。
誘導には成功し、アクセス数は増えたが、直接集客に直接つながらず、
途中で断念した美容室や更新が止まってしまったwebツールも多いのではないでしょうか?
今年、主となったwebツールはどれぐらい種類があるのでしょうか? ■ webページ(オフィシャルホームページなど自社公式ページ)■ webページ(登録ページや投票ページなどのランディングページ) ■ 集客ポータルサイト(ホットペッパー、かみまど、ヤフービューティー、楽天ビューティー・・・・) ■ 求人・スタイル写真・モデルなどのポータルサイト(自社、またはグループを組んで作成) ■ SNS(ツイッターなどの拡散タイプ。つぶやきや、〇〇なう、といった短いブログタイプ) ■ SNS(ミクシィやアメブロ、ライブドア、FC2などのブログでカスタマイズやリンクが貼りやすいタイプ) ■ SNS(デコログ、クルーズ、ミクシィなどの若いターゲット層を中心としたブログ) ■ SNS(フェイスブック、フェイスブックページ、ミクシィページなどオフィシャルとして更新するタイプ) ■ 顧客管理ソフト、または管理ソフト上のwebページ(顧客管理を中心に運営) ■ 顧客管理ソフト、または管理ソフト上のwebページ(DM・アンケートなどのツールが充実) ■ 顧客管理ソフト、または管理ソフト上のwebページ(通販サイトとしても物販運営も可能なタイプ) ■ アクセスアップツールとして、SEOやMEO、リスティング広告、ブログ広告など ![]() |
たくさんツールが出てきて、使い方や使い分けがよくわからくなってしまったという印象もあります。
上記のツールのうち、誘導ではなく直接予約機能のあるものはどれぐらいあるでしょうか? ■ 予約システムを組み込んでいるwebページ(オフィシャルホームページなど自社公式ページ)■ 集客ポータルサイト(ホットペッパー、かみまど、ヤフービューティー、楽天ビューティー・・・・) ■ 顧客管理ソフト、または管理ソフト上のwebページ(顧客管理を中心に運営) ■ 顧客管理ソフト、または管理ソフト上のwebページ(DM・アンケートなどのツールが充実) ■ 顧客管理ソフト、または管理ソフト上のwebページ(通販サイトとしても物販運営も可能なタイプ) ※ SNSの機能やアプリを使って、予約管理が出来るソフトもあり。 |

ここで、2012年のweb集客を進めるに当たって、うまくいかなった理由(当社調べ)を上げていきます。
web集客うまくいかなっかたTOP10 ① 単純に、アクセスが増えなかった。(どうしたら良いかわからなかった)② ホームページをどういう風にすれば良いかわからなかった。 ③ ホームページを更新しなかった(出来なかった) ④ web予約や決済の仕組みが取れず、最終的な集客につながらなかった。 ⑤ ブログを頑張ったが、どんな記事を書けばよいのかわからなかった。 ⑥ ブログでアクセスは増えたが予約は増えなかった。 ⑦ 撮影回数が少なく、スタイルをページアップできなかった。 ⑧ スタッフが更新しなかった。 ⑨ お店のホームページの解析が出来なかった。 ⑩ 集客サイトでの集客数が落ちたが、なぜ落ちたかわからず手を打てなかった。 |
2011年以降、web集客にトレンドが向いていますが、波に乗れたサロンとそうでない場合で、
売上の変動が大きく出たのではないでしょうか?
次は【美容室の集客】について深堀りします。
美容室での【集客】とは、単に1か月(または一定の期間)のうち何人が来店されたか?を指す場合が多く、その種類やきっかけ、ご来店メニュー、来店動機などはしっかり調べられていないことが多い。
そもそも、集客自体を【新規集客】としか捉えられていないお店は多いのではないでしょうか?
まずは【集客】についてひも解いていきましょう。
集客の分類
美容室での集客を大きく4つに分類してみました。
美容室運営に必要な『人』の種類はさまざま。
①新規集客(一元集客)
②紹介新規集客
③既存顧客の集客(来店促進、ご無沙汰顧客や見込み客の来店)
④会員集客(お店の会員登録やDM受取り、ファンページなど)
集客・来店のきっかけ(動機)
4つに分類した方々は、どういうきっかけで集客になり得るのでしょうか。
①~④までを【アナログ】と【web】に分けて整理してみました。
① 新規集客
【アナログ】 ※ スタッフのアプローチや紙ベースの告知など。
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【web集客】 ※ 検索やリンク、クチコミ、フィードなどによる集客
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② 紹介新規集客
【アナログ】 ※ 口頭での紹介、または紹介カードなど。
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【web集客】 ※ webの力を使ったシェアやタグ付けなど。
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③ 既存顧客の集客
【アナログ】
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【web集客】
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④会員集客 ※顧客以外の今後の来客見込み層を含む。
【アナログ】
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【web集客】
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『webというツール使って、客を集めること。また、客が集まること』
①集客活動に使う、【webツール】とは?
②美容室における【集客】とは?
この2つの視点で見た場合、『どんな集客をする為に、どんなwebツールを使うか?』が、一番重要だと思います。
2013年度には、さらに集客減・人材不足(スタッフの疲弊)・競争激化が予測されます。
ますますweb競争や集客競争が激化する中で、現場のスタッフは業務に追われて疲れてしまい、
人材の問題や売上に直結していくと懸念されます。
『何の為に、誰が、誰をターゲットに、どんなツールを使って、どんな集客をするか』
そんなことを一度お店のスタッフさん全員で話し合っていくことからスタートしてみてはどうでしょうか?